転職活動完全ロードマップ【第一章】転職の覚悟
【第一章】 転職の覚悟
転職をするべきか、それとも現職にとどまるべきか、というのは、本当に判断し難い問いです。
なぜなら、その判断によって自分が引き受ける代償や見返りが大き過ぎ、冷静で客観的なものの見方ができなくなるからです。
昨日は、転職しよう!と心に決めていたのに、翌週になると、やっぱりここに残ろうか、などと心が揺らぐ、そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。
そこで本章では、転職の覚悟というテーマで、転職をするかしないかの最終判断の具体的方法や判断基準をお伝えします。
どちらかというと、転職を迷っている、転職に興味があるという方に向けての内容ですが、もう絶対に転職をするのだ!と決めている人も、自分の転職の是非を確認するという意味でよろしければご一読ください。
第一節 転職をするかしないか4つの基準
自分が転職をするべき状況なのかそうでないのか、という問いに対して、合計4つの観点からその判断基準をお伝えします。
あなたが転職の理由に挙げている事柄がほぼ100%含まれているはずですので、そちらを重点的にご確認ください。
1.会社からの報酬 編
まずは、会社からの報酬という観点から転職の是非を考えていきましょう。これがおそらく最も転職理由として多いはずです。
ここでいう“会社からの報酬”というのは、ボーナスという限定的な意味ではなく、かなり広範囲の意味を持ちます。
年収、手当、スキル、経験、肩書、人脈などが含まれます。ざっくりいうとその会社で働くことで手に入れられるもの、ということですね。
それでは、この観点から転職判断基準を示します。
【基準①】
・金銭的報酬が不十分で生活苦が生じているなら即刻転職をしたほうがいい
【基準②】
・会社からの報酬が金銭面だけであるなら、転職しても良い
【基準③】
・会社からの報酬が自分の市場価値を上げるスキルや経験を伴うなら、それをもらうまで転職は我慢したほうがよいかもしれない
順に説明します。
まず基準①についてですが、収入と支出のバランスで、どうがんばっても毎月の支出が上回ってしまう場合というのは、問答無用の転職案件です。
すぐに行動しましょう。それ以外にも、金銭的な不満足感が強いというのは、メンタル的にも家族関係的にも大きな弊害がありますので、迷わず転職してOKです。
基準②と③についてはコインの表と裏のような関係性なのでまとめて説明します。これは、つまるところ、その会社に居続けてあなたの市場価値は上がるのですか?という問いと同じです。Yesなら残留を検討、Noなら転職です。市場価値については後で詳しく説明しますが、ビジネス戦闘力みたいなものです。これが上がらないなら、その会社にいる意味はあまりありません。特に、20代30代であれば、目先の年収よりも市場価値をあげることに専念した方が生涯を通じてのパフォーマンスは圧倒的に高いです。
では、具体的にどうやってその会社があなたの市場価値を上げてくれるか否かを判断するのか、というと以下を参考にしてください。
・その会社は成長産業(伸びている市場、将来お金が流れてきそうな業界)か?
・自分のレア度は上がるか?
・その会社ならでは、かつ、他社にも求められるスキルは身につくか?
・近いうちに肩書はもらえそうか?
・リーダーなど責任を取れる経験をさせてもらえそうか?
これら全てがNoなら市場価値は上がりません。当てはまるものがあるなら、その報酬を得てから本格的に転職活動を始めることも視野に入れましょう。
2.職務内容とやりがい 編
次に、職務内容ややりがいという観点から転職の是非を考えます。
では、早速基準を示します。
【基準①】
・仕事にやりがいがない、というだけで転職はしない方が良い
【基準②】
・どうしても他にやりたいことができた、という場合、その仕事をするのに数年の下積みをする覚悟があるなら転職しても良い
職務内容という観点から転職を冷静に考えると、あまり転職を強く勧められる基準は存在しません。理由は簡単で、次の仕事場で期待通りの職務を任せてもらえる保証がどこにもないからです。それはつまり、仕事内容ややりがいという観点だけで転職をすると、状況が良くなるかさらに悪くなるか全くわからない博打のようなものになってしまうということです。
最近流行のエンジニア、コンサルタント、マーケッターなどの職種を例に挙げて、少し補足しましょう。まずエンジニアですがIT関係の求人にエンジニア募集とあっても、蓋を開けてみれば実際にプログラミングなどさせてもらえず、営業だったという話は巷に溢れていますし、そもそも経験や実績の乏しい人材が入社できるIT関連会社は、単なる人材派遣会社だということがとても多いです。
また、コンサルタントやマーケッターなどは基本的に営業での下積みと実績が求められます。実績がない者が転職してすぐコンサルやマーケティングの仕事をさせてもらえることはほとんど皆無で、社内の厳しい競争に生き残った精鋭がその職に就くことがほとんどです。実際、一般的な企業の職務比率の内訳をみると社員の80%が営業、10%が事務、5%がコンサルやマーケッターという戦略部門、残り5%が管理職やその他という構成ですから、この数字を見ただけでもいかにこれらの仕事が狭き門かということがおわかりいただけるかと思います。
少し厳しいお話でしたがこれが現実です。もちろん、これらの職務に就くための市場価値の上げ方も後半で解説するのでその点は肩を落とさずにいてください。
上記の理由から、仕事内容という観点だけで転職を考えるのはとりあえずやめて、他の観点と複合的に考えるようにしましょう、というのが基準①の意味です。
しかし、例外も存在します。それは、あなたの熱量が異常に高く、なおかつ理想の職につくまでに数年間の下積みや努力を覚悟できるという場合です。
これが基準②です。ここまでの覚悟があるなら私が転職を止める理由も、術もありません笑。是非、信じる道を突き進んでください!
3.人間関係 編
次に人間関係の観点から転職を考えていきます。
ここでの人間関係とは、職場での人間関係を指しますが、パターンが2つあるので場合分けをして考えていきます。
<パターン1> ハラスメントがある場合
パターン1としてまず、ハラスメントがある場合を考えていきます。ハラスメントとはパワハラ、セクハラ、アカハラ、アルハラ、モラハラなど全てを含みます。
概して、権力や力のある者がない者へ向ける暴力的、侮辱的な言動全てです。ここでは最も多いパワハラを想定して話を進めたいと思います。
【基準①】
・パワハラをする者が単数で社内にはハラスメントを許さない雰囲気があるなら、人間関係を理由に転職をするべきではない。
【基準②】
・パワハラを肯定するような雰囲気が社全体にある場合、即刻退職または転職するべき。
大前提としてパワハラを受けている場合、何もしないで耐えるということはしてはなりません。
精神的苦痛ですぐにあなた自身が潰れてしまいます。人間はそんなに強い生き物ではありません。
パワハラやいじめを耐えるなんてそもそも無理なのです。そこは理解しておいてください。
つまり、パワハラがあるという時点で早急になんらかの行動を起こす必要があるということになります。
まず加害者(多くの場合直属の上司)が単数の場合、つまりあなたが不幸にも社内のハズレくじを引かされている場合は、すぐさまその事実を人事部ないしはトップレベルの管理職へ報告しましょう。
会社を辞めるべきなのはあなたではありません、その加害者です。その時の注意点が2つあります。
1つは、証拠を集めておくことです。メールのやり取りや休日にかかってくる電話の着信履歴のスクリーンショット、言動のメモ、できれば録音、などがそれにあたります。
これらがないと説得力が欠けてしまいます。
2つには、報告相手は人事部かトップ層など直属の上司(加害者)と直接関わりの無い人物にするべき、ということです。例えば、加害者のすぐ上の上司(Aとしましょう)に報告をしたとします。すると、そのAは、どう反応するでしょう?Aにとっては、加害者の管理も自分の職責の1つでしょうから、自分の管理するべき人間がパワハラを起こしたという事実を認めたがらないかもしれません。最悪の場合、加害者の擁護や事実のもみ消しがあるかもしれません。ですから、この場合Aに報告するのは間違いなのです。もっと上、もしくは人事部に報告しましょう。
もし、報告をして何も変化がなければ、その会社は見限りましょう。あなたがいるべき場所ではありません。もっと良い、活躍できる場所が100%あります。しかし、状況が改善されたなら、またそこからフラットな視点で転職を考えるようにしましょう。
最悪なのは、社内全体にハラスメントの雰囲気がある場合です。ブラック企業に非常に多い特徴と言えるのですが、例えば、パワハラをしている上司もその上の上司にパワハラを受けている、あるいは受けていた、だとか、管理職がみな高圧的、威圧的だ、などという場合です。この場合、証拠を集めて報告を行ったとしても状況が改善される可能性は低いでしょう。残念ですが、一人の力で社全体の雰囲気を一掃することはできません。早急に立ち去るのが吉です。
<パターン2> ハラスメントがない場合
【基準①】
・単発的な出来事で個人との人間関係が悪くなった場合は、その理由だけで転職をするべきではない。
【基準②】
・まわりになんとなく馴染めない、自分と違う種類の人間が多い気がする、という場合、積極的に転職や転職準備を考える。
基準①は改めて説明する必要もないと思います。大人として最低限できることをやってみるのが先決です。謝る、挨拶してみる、無視する、異動を願い出るなど手段はあります。
ここで重要なのは基準②の方です。雰囲気に馴染めない、なんとなく居心地が悪いという場合、転職活動か転職へ向けた準備行動(資格勉強など)を始めてみましょう。
人間は環境に一番影響を受ける生き物です。(人間は環境のしもべという言葉もありますね)そして、環境を決定する要因として一番大きいのが人間関係です。つまりは、仕事での成長も成果も、心地よさも、その大部分が人間関係に大きく左右されるということです。
例えば、ここ数年で一気に有名になったアドラー心理学では、「人間の全ての悩みの原因は人間関係にある」と言っているくらいです。
ですから、残酷な話をしますが、自分が合わないな、と感じる場所でこれからあなたが活躍したり、成長したりする可能性は残念ながら高くありません。
さらに言えば、なんとなくまわりの人と合わない、というのは、シンプルに価値観やものごとの優先順位が異なっているだけで、誰も悪くはありません。悪者はいないのです。ただ単に、自分とは価値観の違う人間が多くて、過半数を占めており、そしてその人たちと日々協力を余儀なくされる、という話です。そこに間違ったものや、人がいない分、その環境は変えにくいんですね。
だからこそ、この場合は積極的に動いていってもよいと思います。もちろん、この場合はパワハラみたいに緊急性があるわけではないので、そこまで焦らなくても、徐々に環境から抜け出す準備を進めていけばよいのではないかな、と思います。
4.ワークライフバランス 編
最後にワークライフバランスの観点から転職を考えます。ワークライフバランスというのは、簡単に言うと、仕事とプライベートのバランスという意味です。
普通に考えて、プライベートが充実し過ぎて転職したい!なんてことはあり得ないでしょうから(言ってみたいですが笑)、ここでは、仕事に時間や体力を使い過ぎている場合を想定して話を進めたいと負います。
【基準①】
・プライベートを削って得られるものが市場価値ならそれを得るまでは我慢してもよい。
【基準②】
・犠牲にしているものが、大切な人間関係ならば転職をしたほうが良い。
考え方としては、まずは、残業時間が○○時間だから、とか休日出勤が少ないとか、自分が払っているものではなくて、得られるものから考えていきましょう。これは前に出てきている論点なのでおなじみと言えばおなじみですね。プライベートをけずって得られるものとしては、お金、経験、スキル、人脈、肩書、などがありますが、そのうちお金以外のものが手に入りそうなら待ってみる価値はあります。それだけ市場価値というのは大切なのです。ここで踏ん張って市場価値を手に入れれば、その後のあなたの労働価値が大きく上昇しますので、総合的にみると将来のプライベートを一番拡充させる選択だったということにもなるわけです。
しかし、得られるものがお金だけの場合、転職を進めていけば良いと思います。
特に20代30代では、目先の残業代より自分の市場価値を上げるスキルや経験のほうが圧倒的に重要なので、仕事とプライベートのバランスで悩んでいる、かつ、そのリターンが残業代しかない、という場合は転職や転職への準備を考えましょう。
基準②が最重要論点になります。
ここで話が少しそれますが1つ有名な心理学の実験をご紹介します。
米ハーバード大学でおこなわれた心理学の研究なのですが、500人くらいの性別や学歴や出身の異なる成人(20代)を70年くらい追いかけたんですね。たしか世界で一番長い期間の研究だったはずです。
その内容は、1年に1回もしくは数回、被験者に健康状態、金銭状態、生活状態、仕事の状態、健康状態、幸せ度などあらゆる項目のアンケートをしていくというものです。そして、被験者たちの学歴、IQ,預金、結婚状況、住まい、習慣あらゆるデータとアンケート結果を比較検討して、人間の幸福度に最も影響を与えるのは何かを調べたのです。
その結果、人間の幸せに一番影響するのは、身近で信頼できる人との人間関係だった、ということなのです。家族や友人などがその代表ですね。
これを知っていれば、仕事のためにこういう人間関係をないがしろにしたり、こういう人間関係を壊したりするような行為は、本当にあってはならないというか、理にかなっていない行動だとわかると思います。働くのは何はともあれ、幸せのためです。幸せに一番直結するところを犠牲にしてしまっているならば、それは本末転倒、と言わざるを得ません。
ですから、大切な人間関係を犠牲にしている場合、その仕事は続けるべきではない、ということになります。
以上、転職をするべきか否かの判断基準を示してきました。もちろん、例外や取り上げきれていない論点があることも承知していますが、大まかな指針としては機能するのではないかと思っています。是非、参考にしてみてください。
第二節 心理的障壁とRMC分析
転職をする意志もあり、また客観的な基準に照らし合わせても転職が妥当であるということになれば、いよいよ転職活動を始めていくことになります。
しかし、転職をするにあたってまだもう1つしなければならないことが残っています。それは、転職への心理的障壁を取り除くこと、です。転職は良くも悪くも大きな環境の変化を伴います。その変化はこれまでの自分の習慣、人間関係、ポジションなど大きなものを犠牲にする可能性もあります。それゆえ、転職をいざ実行に移そうと試みた時、誰しもが転職に対する恐怖や迷いを感じることになります。
この反応は、環境の大きな変化はリスクであり、生命を危機にさらす行為である、というDNAに刻み込まれた本能的な記憶から発生しているものなので、感じないわけにはいきません。あるのが普通であり自然です。しかし、転職に対する恐怖や不安、迷い(総じて心理的障壁)は、ずっと抱えておかない方がよいのも事実です。これらの心理的障壁は、あなたのストレス耐性を下げ、判断や決断を鈍らせ、何より自分に対する自信を損なう原因となるからです。
そこで、私がおすすめしているのがRMC分析をして、あなたが実行しようとしている転職がいかに合理的なものであるのかを可視化しておく、という方法です。その趣旨は、転職のメリットやリスクをしっかり把握し、自らに転職の合理性を納得させ、大きな環境の変化にも動じず、積極的に転職活動を行っていけるメンタルを手に入れることです。RMC診断のRMCとは、それぞれRisk / Merit / Cost の文字を取ったものです。つまり、転職のリスク、メリット、コスト(ここでは転職しなかった時に支払うコストのこと)を分析するということですね。この3つを統合し、分析して、あなたの現状における転職の合理性の概算をします。
<具体的方法>
それでは具体的にどうやればよいのか説明していきます。用意するものは、紙3枚とペンのみです。
①Risk分析
(※)A4用紙横向き。縦線を2本引き3領域を確保。左の領域から順に、「マイナス面」、「予防策」、「回復策」とタイトル記入。
まず、1枚目の紙(※)でRisk分析をします。あなたが転職をした際、または転職活動を始めた際のリスク、起こると困る事態、起こらないで欲しい事柄、ざっくり言うとマイナス面を書きだしていきます。使うのは一番左端の枠です。目安としては10~20個書きだしてみましょう。
次にそれらを重要度、深刻度順に並び変える、もしくは数字を振っていくという作業をします。これであなたの最も恐れている事態が明白になるはずです。
また次に、真ん中の枠を使って、左の枠の状況を起こさないために今できることを思いつく限り書きだします。予防策を書くということですね。ポイントは、「今できること」と「自分でできること」にフォーカスするということです。
最後に右の枠に回復策を書きだします。もし、避けたい状況が転職によって生じた時に自分が取れる回復策、リカバリー案です。できるだけ具体性を持って書きだすことを意識してください。
以上がリスク分析です。注目したい点としては、
・最も深刻度の高い危機的状況に対する予防策はあるか
・最も深刻度の高い危機的状況への回復案はあるか
・最も深刻度の高い危機的状況を許容しても生活自体はやっていけるか
・リスク分析をやり終えて、自分の気持ちは楽になったかそれともしんどくなったか
などです。人間は具現化された危機的状況よりも、形の無い不安や恐怖の方によりストレスを感じる生き物なので、ほとんどの場合において、リスクを洗い出すことで気持ちは楽になるはずです。そうではない場合、後に続く分析をより真剣に行う必要があります。
②Merit分析
(※)A4横向き。大きく「プラス面」とタイトル記入。
次にポジティブな面を見ていきます。2枚目の紙(※)に楽観的になり過ぎることなく、転職や転職活動をすることで起きうるプラスの面をなるべくたくさん書き出しましょう。沢山書ければ書けるほどよいです。その際、やはりその状況の影響度、インパクトによって序列をつけるのが良いでしょう。実はこの分析は、後の章で解説する「転職の軸」をつくるために非常に大切なプロセスになっていますので、しっかり考えて行いましょう。
③Cost分析
(※)A4用紙横向き。縦線を2本引き3領域を確保。左の領域から順に、「半年後」、「1年後」、「3年後」とタイトル記入。
最後にコスト分析を行います。ここでいうコストとは転職をするコストではなく転職をしないという決断を下した結果引き受けることになるコストのことです。3枚目の紙を使います。半年後、1年後、3年後に転職をしないことによって自分が支払っているであろうコストを想像して記入していきます。難しく感じたら、感情面、身体面、経済面、人間関係、など観点を絞って1つずつ考えていきましょう。
この分析を終えたら以下の点に注目してみましょう。
・転職をしないことによるコストは長期にわたるか
・転職をしないことによるコストは年々増しているか
・転職をしないことによるコストは多面的か
以上の3つの分析を終えた時点で、(多くの場合はその最中に)ほぼ確実に、自分の転職に合理性があるかどうかの判断がついていると思います。もし、この時点で自分の転職に合理性を感じられない場合は、転職を見送るべきかもしれません。少なくとも、今が絶好のタイミングとは言えないでしょう。逆にこの分析を通して“転職するしかない”という自信と勇気が湧いた人は、ぜひここで使った3枚の紙を保管し目に見えるように壁にはるとか、写真を撮ってスマホの待ちうけにするなどして欲しいと思います。こうすることで、転職の合理性を毎日確認できるようにます。転職活動が立て込んできて多忙感に襲われた時や、身内の反対などの向かい風が吹いてきたときに、不安や恐怖やストレスから身を守る一助となることでしょう。
それでは続いて、【第二章】 転職の軸、へ移りましょう。