成長株投資まとめ

ここでは、成長株投資法についてまとめています。

以下の二冊の本を参考に、自分が振り返りやすい形でエッセンスのみ抽出した感じです。

参考にした神本

1・「ミネルヴィニの成長株投資法」

2.「オニールの成長株発掘法」

メンタル!

  • 大胆にまっすぐに理想を追い求めるなら、必ず不快な日々、試練の日々に出合うことだろう。しかし、そこであきらめてはいけない。諦めない限り必ず、勝てる日は来る。
  • うまくいかない時に、それでも続ける努力を「底力」と呼ぶ。
  • 著者(ミネルヴィニ)はトレードを始めて、6年間利益が出なかった。中卒で、図書館に通いつめ、本を買うお金も惜しんでコピーですまし、週70~80時間の研究を続けた。


最初のチェックフィルター

  • 株の値動きは、4つのサイクルをたどるが、そのうち、成長株への投資は必ず第2サイクル時に行う。ファンダメンタルが最強でも、第2サイクル以外の株は買うべきではない。
  • 第2サイクルは、”見向きもされない”横ばい・底ねりの第1サイクルにある株が、何らかのきっかけで上昇を始めた時に開始する。
  • 第2サイクル中、3~5のベース(揉み合い)を形成し、第3サイクルへ突入する。従って、第1ベース、第2ベースでエントリーする。


第2サイクルの基準

  • 現在株価が150日、200日の移動平均線より上にある。
  • 150日移動平均線は、200日移動平均線より上にある。
  • 200日移動平均線が1か月以上上昇トレンドにある。
  • 50日移動平均線が150日移動平均線の上にある。
  • 現在株価が50日移動平均線より上にある。
  • 現在株価が52週安値より最低30%は高い。
  • 現在株価が52週高値の25%以内の位置である(新値に近いほど良い)
  • レラティブストレングスのランキングは80台90台が目安。
  • 株価上昇時には出来高が急激に増え、株価が下げる時には出来高が少ない(機関投資家の買いが入っている)
  • 商いを伴って下落した週より、商いを伴って上昇した週の方が多い。
  • ダウ理論的に高値安値をどんどん切り上げている。
  • 長大陽線がしばしば現れる。


先導株を買え!

  • 最高のパフォーマンスは先導株によってしかもたらされない。
  • 先導株とは、同業種のうち最高の企業ということ。同業のうち、利益・売上高・利益率3つがトップ1・2の企業に絞って買う。
  • 先導株はその名の通り、値を先取りする。指数が底を固めているうち、真っ先に底離れして上昇を始めるのが先導株であり、指数が下落を始めるそれ以前に下降してゆくのが先導株である。
  • 先導株は、とにかく指数より強い。指数が弱気相場の中で下げている時、下げずに耐えたり、むしろ上げたりしている銘柄を特によく観察する。それが、次の先導株である可能性はかなり高い。
  • 具体的には、下落相場で最もよく持ちこたえて、次の強気相場の最初の1~2か月で安値帯を抜け、新値をつけるような銘柄が真の先導株である。
  • 強気相場の初期に新高値を付けている銘柄の多いセクターが先導セクター的な役割を果たす。4~5種類のそれら先導セクタ―内のトップ格(つまり先導株)でポートフォリオを組むのが良い。


ファンダメンタルズ、目を光らせろ!

決算勝負!

  • 利益、利益、利益に注目(売上じゃないよ!)
  • サプライズ決算、アナリストの上方修正を追え。それも大きなサプライズと上方修正を。
  • 重要なのは、増益率[EPSの成長]の加速度。株価上昇前には増益率がただ増えていくのではなく、加速度的に増す。
  • 売上高についても、同様であり、1~2年の売上高を見て、それらが何らかの形で加速しているかを確かめるのが簡単で良い。加速は急激であるほど良い。
  • 成長株は、当期四半期EPSが過去2~3四半期連続で、前年同期比で最低25%以上(多くの場合は30~40%かそれ以上)の成長がある。
  • 過去4~6四半期連続で当期四半期EPS(前年同期比)を伸ばしている、または、過去2~3四半期でEPS伸び率が100%以上である場合、成長株である可能性は一段と高い。
  • 四半期売り上げも同時に25%以上の成長があること。
  • 過去2四半期のEPSが連続で大幅に増加していること。(ここから加速を見極める)
  • 年間EPSが3年連続25%以上ずつ増加していること。
  • EPSコンセンサス予想を今後2年後まで確認し、EPSが伸びると想定されるものに絞る。
  • ROE(株主資本利益率)は17%以上が目安。

厳しいチェックを!

  • サプライズ決算は、予想下方修正後のビートではないか?
  • 決算で示された利益は、営業外収益や一時所得ではないか?(土地や工場の売却等)
  • 増益は人員削減や工場閉鎖など引き算だけの要因ではないか?(ベストなのは、単価、販売数、どちらもの増加を伴う増益である)
  • 在庫を抱えすぎていないか?(完成品が売り上げのペースより多く残っていれば良い状態ではない。特に値下がりする商品の場合)
  • 原料の調達はどうか?(原料を大量に調達している場合、経営陣が売り上げの加速を計算していると判断できる)
  • 売掛金は多すぎないか?(ちゃんとまわっているか)
  • 決算後の値動きはどうだったか?(市場の値動きが絶対である。自分の勝手な思い込みは許されない。)

資金を管理せよ!

  • 7%の下落で、絶対に損切れ!
  • 初心者は5%で損切れ!
  • 3日連続下げれば損切れ!
  • 利確の目安は+20%(損切が-5%の時は+15%)
  • 売り上げ、収益ともに3四半期連続で急加速している銘柄はすぐに利確してはならない。
  • これができないなら株を買うな


以上です!成長株投資、ばっちり決めたいですね。

皆さんは、バリュー投資とどっちが好きですか?

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA