ジャンク経済新聞 朝刊(2022.8.27)

◆米国株

★主要株価

主要指数8/27 早朝 (日本時間) 終値 前日比(%)
NYダウ32,288.04-3.01%
ナスダック10012,605.16-4.10%
SP5004,057.66-3.36%
3指数とも揃って暴落。滝さながら。
パウエル議長のタカ派発言によるもの。

★利回り

米国債券利回り8/27 早朝(%)前日比(%)
10年債利回り3.028+0.13%
2年債利回り3.3824+0.25%
金利に目立った動きはなし。

★ヒートマップ(セクター強弱)

オールグリーンから一転。目の覚めるような赤!
でもまぁ、予想の範囲内ですね。これでお買い得銘柄も出てくるでしょう。

いっそ、もっと下げればいい。

★恐怖指数

★独断と偏見の決算速報(簡易版)

デル・テクノロジーズ(DELL)

EPS
(予想)
EPS
(結果)
売上高(予想)売上高(結果)
 1.641.6826.61B26.43B
EPSはクリアしたものの、売上高がショート
「今後の売上高は一段と厳しい内容になる」と経営幹部らの発言アリ。

★今日の注目決算(現地時間)


特になし。

◆日本株

★日本株主要指標

主要指数8/26の終値(円)前日比(%)
日経22528,641.38+0.57%
TOPIX1979.59+0.15%
マザーズ743.72+0.01%
続伸!

問題は、今日の米国株価大幅下落を受けて月曜日の日本株がどう動くか、ですね。
普通に考えれば引っ張られて下落ですが、ここで独自の動きをすれば本当に面白い(日本株に投資妙味がある)と思います。
個人的に大注目してます。

◆為替

パウエル砲を受けて、ドルが再び最強通貨へ。

ユーロドル、ポンドドル、のロング。ドル/カナダドルのショート。
以上のスイングポジションは、結局パウエル砲の前(22:30あたり)で利確しました。

PCEコアデフレーター(21:30)発表を受け、ドルが売られたタイミングかつパウエル砲(23:00)前に利確できたのは手前みそながら上出来です。

★ドル円チャート

またドルが買われる感じでしょうね。

◆その他

★コモディティ

原油と天然ガスに毎日注目です。
そこまで大きな動きはなしか。

★暗号資産

◆経済指標(最重要のみ)

●8/26 21:30 アメリカ・PCEデフレータ 07月の発表がありました。
[PCEコアデフレータ]予想4.8%に対して、結果4.6%でした。

一応インフレの鈍化を示す数字が出ました。
これを受け、21:30時点では一時ドルが売られました。

●8/26 23:00 ジャクソンホール会議にて大注目のパウエル議長の発言がありました。
開始前からタカ派の内容が予想されていましたが、大きな株価の下げや強いドル買いをみると、市場が織り込んでいたよりもさらにタカ派だったのですかね。
過去(オイルショック時の歴史的なインフレ退治)を引用し、物価安定・雇用最大化というFRBの不変の使命を今一度強調してみせました。
概要を以下にまとめます。

・7月CPIの数字がインフレ鈍化を示したからといって、全く楽観視していない。
・インフレ退治につき多少の痛みは伴うが、インフレを放置する危険性に比べるとはるかにマシ。
・インフレ退治を断固進めていく。
・インフレに対する中途半端な対応は愚策である、と過去は示している。
・目先の利上げは、あらゆるデータを分析し決定していく。
・ある時点では利上げ幅を緩めることにはなるだろう。

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